怒ってる人の「なぜ◯◯なのか?」に答えてはいけない
自分が怒るときにもついやってることだとおもうんですが、怒ってる人って
「なぜ◯◯なのか?」という質問をよくすると思います
ようは、怒られるようなことをした理由を聞いているんだとおもうんですが、これって答えても答えてもなにも解決しないことがほとんどだと思います
なぜならば、お互いの前提が違うことや考えていること、自分に許可してることの範囲の違いで怒る人が出てくるからです
つまり、同じ事象でも、Aさんは怒るけど、Bさんは怒らない
なんてことがあるということですね
例えば、
信号機の黄色って「注意して進んでも良い」だと思いますが
これの解釈を
A「基本的には止まれ、状況によって進んだ方が良い場合は注意して進んでも良い」
なのか
B「危なくなければ普通に進んで良い」
と捉えるかで行動は変わるかと思います
これを、AさんがBさんに
「なぜいつも黄色で停止しないの?」
と、怒ったとします
Bさんからすれば黄色は進んでも問題ないとおもっていれば
どんな理由を伝えてもAさんが納得するはずがなく平行線です
理由を答えれば答えるほど怒ると思います
なぜなのか。
それは、本当は理由を知りたいのではなく
自分が怒っている理由を知って欲しいから
わかってほしいからです
つまり、逆です
あなたが正当だと思ってることは状況を悪化させます
相手はあなたが間違っていると思うから怒っているのです
だから、怒っている人のその問いかけを耳にしたら
理由を答えてはいけません
そして、怒って伝えている人は自分の意見を聞いてもらえない、自分は理解されないとつねづね思っている人がほとんどです
だから、怒って伝えようとするんです、聞いてもらいたいから
なので、相手の言葉をきちんと聞くことです
相手が正しいと思っていることを受け入れてあげられれば、相手の怒りは消えていきます
それは、自分の正しさを否定することにはなりませんし、相手に屈服することでもありません
小さい子どもの描いたぐるぐるのまるがくまさんだったとして
「そうだね、上手に書けたね」
と受け入れても、
あなたの想像するくまのイメージや実際のくまがなにも変わらないように
なにも、かわりません
怒っているのは、チワワです
聞いてもらえない叫びです
よしよししてくれる人がいなくて、殺気立ってる
可愛いチワワです
よしよししてあげてください
あなたが受け入れたとき、現実はガラガラと変わっていきます